2023-060 鳴尾記念
農林水産省賞典鳴尾記念(GⅢ) 本競走は、昭和 26 年に創設された重賞競走。創設当初は春・秋の年 2 回実施されていた が、29 年から現行の年 1 回となった。平成 24 年より夏季競馬の中距離競走の充実を図る ため、実施時期を 12 月から 6 月に移し、距離も 2000mに変更されている。競走名は、明治 40 年に関西競馬倶楽部が兵庫県武庫郡鳴尾村に建設した「鳴尾競馬場」 に由来する。昭和 18 年、太平洋戦争の激化に伴い海軍に徴用されたことで、同競馬場は幕を下ろしたが、現在も武庫川女子大学の浜甲子園キャンパス内にスタンドの一部が残って いる。
【コース】阪神芝2000m
スタート地点は正面スタンド前直線右の4コーナー出口付近。1コーナーまでの距離は325m。内回りコース使用で、一周強回る。最後の直線距離はAコース時が356.5m、Bコース時が359.1m。残り200m付近でゴール前の急坂。約120mの間に1.8mの勾配を一気に駆け上がる。AコースとBコースでは直線部分で3m、曲線部分で4m幅員が違う。主にAコースは開催前半、Bコースは開催後半に使用されている。
【馬番枠番・性別馬齢】
1枠・3枠連対少なく、中枠~外枠有利。
1着の馬番は2桁が多く、10番以降の1着馬番は10回出ている。
牝馬の好走実績少なく、16年間で2着が3回のみ。
馬齢では3~6歳馬中心で、7・8歳馬はやや苦戦。
6年連続1桁馬番同士で連対中。
【人気・配当】
馬単の万馬券は6回と少なく、1・2着は上位人気馬から中位人気馬での決着が多い。
2桁人気は3着が多く、紐荒れの馬券構成。
1着はほぼ10番人気以内で、9番人気の1着なく、8・9番人気の3着がない。
1・3着では10・13番人気に注意。
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