2023-059 目黒記念

農林水産省賞典目黒記念(GⅡ) 本競走は、昭和 7 年に創設された重賞競走。日本におけるハンデキャップ競走としては 最も古い歴史を持つ。大正 14 年の秋に目黒競馬場で実施された距離 3400m の『各内国産 抽籤豪州産馬混合競走』が前身で、後に『各内国産古馬競走』と改称された。“2 哩 1 分” の愛称で親しまれていたが、同競馬場の府中への移転が決まった際、「目黒」の名を永く後世に伝えるため、競走名を『目黒記念』に改称した。また、昭和 25 年秋からは 2500m に 短縮された。従来、春秋 2 回行われていたが、59 年より年 1 回の実施となり現在に至る。


【コース】東京芝2500m

スタート地点は向正面直線の右奥。最初の3コーナーまでの直線距離は約542m(Aコース時)。3コーナー手前にさしかかるところで緩い上り坂。3~4コーナーにかけては下り坂になっている。最後の直線に入ると、途中からなだらかな上り坂(高低差2.1m)。東京競馬場全体の高低差は2.7mある。最後の直線距離は525.9mで、新潟の外回りコースに次ぐ長さ。仮柵によるコース設定はA、B、C、Dの4パターン。3mごとに幅員が異なる。例年、Dコースは1~2月に使用され、芝内側部分を保護している。


【馬番枠番・性別馬齢】

枠連の強弱少なくほぼ平均的に出ている。

1着の馬番は2桁がやや多く、10番以降の1着馬番は8回も出ている。

牝馬の好走実績少なく、1着1回、2着1回、3着2回のみ。

馬齢では4~6歳馬中心で、7歳馬はやや苦戦。8歳馬は厳しい。


【人気・配当】

馬単の万馬券は5回と少なく、1着は上位人気馬から下位人気馬まで幅広い決着。

下位人気・2桁人気は2・3着が多く、紐荒れの馬券構成。

1着はほぼ10番人気以内で、6番人気の1着なく、3・8番人気の2着がない。

2・3着では6・7番人気に注意。

2年連続6番人気が2着。



JRA 重賞データ分析

JRA重賞レースの2004年からの過去データ一覧です。 皆さんの馬券購入に役立てくださいね。

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