058 ダービー

東京優駿(GⅠ)(日本ダービー)

本競走は、昭和5年に東京競馬倶楽部が、イギリスの『ダービー』に相当する3歳馬の大レースを設け、競走体系の確立と競走馬の資質向上を図るという目標を掲げて発表した「東京優駿大競走編成趣意書」に基づき、7年に『東京優駿大競走』として創設された競走。『皐月賞』、『菊花賞』と共に3歳クラシック3冠競走を構成している。

1780年、第12代ダービー卿エドワード・スミス・スタンレーらにより、イギリスのエプソム競馬場で彼の名を称した3歳牡牝混合競走の『ダービー』が創設された。当初はそれほど注目を浴びる競走ではなかったが、優勝馬が種牡馬として成功したこと、産業革命の進展によって生まれた富裕階級の競馬愛好者からの注目を集めたこと、さらにエプソム競馬場が立地条件の良いところに位置していたことなどの理由から、1800年代中頃になると大きな人気を博するようになり、現在では3歳馬の頂点を決める競走としての揺るぎない地位を確立している。このような長い歴史を持つ英ダービーに範をとって、現在、世界各国でもダービーが行われている。サラブレッド生産を伴う競馬先進国には、必ずダービーにあたる競走があり、その中でもヨーロッパにおける愛ダービー、仏ダービー、北米のケンタッキーダービーなどが国際的にも重要な競走とされている。今日では“競馬の最大の祭典”として、競馬ファン以外の人々にも広くその名を知られている。

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