2023-056 オークス
優駿牝馬(GⅠ)(オークス) 本競走は、イギリスのオークスに範をとり、昭和 13 年に『阪神優駿牝馬』の名称で創設 された重賞競走。当時は、我が国と競馬先進国で、3 歳牝馬の成長度に半年程度の差がある と考えられていたため、秋に実施されていた。21 年に開催場を東京競馬場に変更したのを 機に、現在の『優駿牝馬』に改称。28 年には実施時期を諸外国と同様の春に変更し、現在に至る。 オーク(Oak)は、樫を意味する英語。英ダービーの創設者である第 12 代ダービー卿エドワード・スミス・スタンレーは、樫の森が茂るオークスと呼ばれる土地を所有していた。1779 年、彼はエリザベス・ハミルトンと結婚した際に、その記念として競馬を開催することを思い立ち、その中に夫人の希望を入れ、3 歳牝馬のレースを行い、これをオークスと名付けたと言われている。
【コース】東京芝2400m
央競馬を代表する主要コース。日本ダービーやジャパンCが行われる舞台だ。スタートは正面スタンド前直線から。スタート後、平坦のホームストレッチを走り、ゴール板を一度通過。そこからグルリとコースを一周する。最初の1コーナーまでの距離は約350m(Aコース時)。1コーナーから2コーナーにかけてはほぼ平坦。約450mある長いバックストレッチを通り、3コーナー手前にさしかかるところで緩い上り坂。3~4コーナーにかけては下り坂になっている。最後の直線に入ると、途中からなだらかな上り坂(高低差2.1m)。東京競馬場全体の高低差は2.7mある。最後の直線距離は525.9mで、新潟の外回りコースに次ぐ長さ。仮柵によるコース設定はA、B、C、Dの4パターン。3mごとに幅員が異なる。例年、Dコースは1~2月に使用され、芝内側部分を保護している。
【馬番枠番・性別馬齢】
6枠の連対少なく、1・2・5・7枠が優秀。
1着の馬番は2桁が多く、10番以降の1着馬番は9回出ている。
【人気・配当】
馬単の万馬券は5回と少なく、1・2着は上位人気馬から中位人気馬での決着が多い。
2桁人気は2・3着が多く、紐荒れの馬券構成。
1着はほぼ7番人気以内で、3番人気の2着がない。
2・3着では12・13番人気に注意。
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