2023-097 毎日王冠
毎日王冠(GⅡ) 本競走は、昭和 25 年に創設された重賞競走。当初は距離 2500m、定量の勝抜制で実施されていた。30 年に負担重量が別定重量に改められたことを機に、過去の優勝馬にも出走資 格が与えられ、59 年に現在の距離 1800mに変更された。なお、第 1 着馬には同年の天皇賞(秋)への優先出走権が与えられる。毎日新聞社は、東京など全国に 4ヶ所の本社を置く新聞社。本競走は、同社より寄贈賞を受けて実施されている。
【コース】東京芝1800m
スタート地点は1~2コーナーの間にあるポケット。正面から見ると斜めに横切り、向正面の直線に合流するという特殊なコースとなっている。スタートから向正面の合流地点までの距離は約150m。3コーナー手前にさしかかるところで緩い上り坂。3~4コーナーにかけては下り坂になっている。最後の直線に入ると、途中からなだらかな上り坂(高低差2.1m)。東京競馬場全体の高低差は2.7mある。最後の直線距離は525.9mで、新潟の外回りコースに次ぐ長さ。仮柵によるコース設定はA、B、C、Dの4パターン。3mごとに幅員が異なる。例年、Dコースは1~2月に使用され、芝内側部分を保護している。
【馬番枠番・性別馬齢】
1枠の連対少なく、中枠~外枠有利。
1着の馬番は1桁が多く、10番以降の1着馬番は4回しかない。
牝馬の好走実績少なく、1着2回、2着4回のみ。
馬齢では4・5歳馬中心で、7歳馬はやや苦戦。8歳馬は厳しい。
7年連続1桁馬番が勝利中。
【人気・配当】
馬単の万馬券は3回と少なく、1着は上位人気馬から下位人気馬での決着が多い。
下位人気・2桁人気は2・3着が多く、紐荒れの馬券構成。
1着は9番人気以内で、5番人気の1着、7番人気の1~3着がない。
3着では9・10番人気に注意。
6年連続で1番人気が連対中。
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