2023-013 東京新聞杯
東京新聞杯(GⅢ) 本競走は、昭和 26 年に創設された重賞競走。当初は『東京杯』の名で天皇賞(春)の前 後に行われていた長距離の競走であったが、41 年に現在の名称・実施時期に変更された。 その後、徐々に距離が短縮され、59 年に現在と同じ 1600mとなった。一時期はハンデキャ ップ戦として実施されていたが、56 年以降は別定重量戦で実施されている。東京新聞は、中日新聞社東京本社が発行する日刊紙。本競走は、同社より寄贈賞を受けて 実施されている。
【コース】東京芝1600m
スタート地点は向正面直線の右奥。最初の3コーナーまでの直線距離は約542m(Aコース時)。3コーナー手前にさしかかるところで緩い上り坂。3~4コーナーにかけては下り坂になっている。最後の直線に入ると、途中からなだらかな上り坂(高低差2.1m)。東京競馬場全体の高低差は2.7mある。最後の直線距離は525.9mで、新潟の外回りコースに次ぐ長さ。仮柵によるコース設定はA、B、C、Dの4パターン。3mごとに幅員が異なる。例年、Dコースは1~2月に使用され、芝内側部分を保護している。
【馬番枠番・性別馬齢】
近年は1枠の連対少なく、2・3・4枠有利。
1着の馬番は1桁がやや多く、10番以降の1着馬番は7回出ている。
牝馬の好走実績もあり、1着が4回・2着が3回、3着2回と近年増加傾向。
馬齢では4~6歳馬中心で、7歳馬はやや苦戦。8歳馬は連対なし。
【人気・配当】
馬単の万馬券は8回と多く、上位人気馬同士の決着は2回と少ない。
中位・下位人気の1・2着も多く波乱傾向。
1着はほぼ8番人気以内で、8番人気の2・3着がない。
2・3着では5・6番人気以降に注意。
4年連続1番人気連敗中。
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