2023-128 有馬記念

有馬記念(GⅠ)本競走は、昭和31年に創設された『中山グランプリ』を前身とする重賞競走。当時の理事長であった有馬頼寧氏が、中山競馬場新スタンド竣工を機に「東京優駿(日本ダービー)に匹敵する大レースを」と提案し、創設された。しかし、第1回の実施から間もない翌32年1月9日、創設者である有馬氏が急逝したため、同氏の功績を称え、『有馬記念』と改称された。以来、年末の風物詩として親しまれ、幾多の名馬が名勝負を繰り広げてきた。なお、本競走は『宝塚記念』と同様、ファン投票によって出走馬が選定される。


【コース】中山芝2500m

スタート地点は外回りコースの3コーナー手前。4コーナーを目掛けて緩い下り坂を約192m(Aコース時)走る。正面スタンド前で最初の急坂。1~2コーナーの中間までは上り坂。その後は内回りコースに入り、向正面の直線は平坦。3~4コーナーは緩い下り坂になっている。最後の直線距離は310mと、中央4場の中では最短。なおかつ、ゴール前には高低差約2.2mの急坂がある。なお、仮柵によるコース設定はA、B、Cの3パターン。


【馬番枠番・性別馬齢】 

7・8枠の連対少なく、内枠~中枠有利。 

1着の馬番は1桁が多く、10番以降の1着馬番は4回しかない。 

牝馬の好走実績近年やや多く、1着4回、2着4回、3着1回。 

馬齢では3~5歳馬中心で、6歳馬以上は苦戦。


【人気・配当】 

馬単の万馬券は5回と少なく、1着は上位人気馬での決着が多い。 

下位人気・2桁人気は2・3着が多く、紐荒れの馬券構成。 

1着はほぼ4番人気以内で、5・6・7番人気の1着なく、5・7・8番人気の3着がない。 

3着では9番人気に注意。 

2年連続で6番人気が3着以内。 


JRA 重賞データ分析

JRA重賞レースの2004年からの過去データ一覧です。 皆さんの馬券購入に役立てくださいね。

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