2023-120 ステイヤーズS
スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス(GⅡ)本競走は、昭和 42 年に創設された重賞競走。平地競走の中では最長の 3600m で実施される。平成 9 年に負担重量がハンデキャップから別定に変更された。ステイヤー(Stayer)は、「耐える者」を意味する英語。その名が示すとおり、馬にも騎手にも長丁場を耐え抜く持久力が求められる。スポーツニッポンは、スポーツニッポン新聞社より発行されているスポーツ紙。本競走は、 同社より寄贈賞を受けて実施されている。
【コース】中山芝3600m
現在、JRAで施行されている最長距離のコース。スタート地点は正面スタンド前直線の真ん中よりやや右。芝1800mと芝2000mのスタート地点の中間あたりで、スタート後まもなく急坂を駆け上がる。1~2コーナーの中間までは上り坂。その後は内回りコースに入り、向正面の直線は平坦。3~4コーナーは緩い下り坂になっている。内回りコースを2周して、最後の直線へ。最後の直線距離は310mと、中央4場の中では最短。仮柵によるコース設定はA、B、Cの3パターンとあるが、年末に行われるG2のマラソンレース・ステイヤーズSでのみ使用。近年の同レースはAコースで行われている。
【馬番枠番・性別馬齢】
1・3枠の連対やや少なく、中枠~外枠有利。
1着の馬番は1桁が多く、10番以降の1着馬番は5回しかない。
牝馬の好走実績少なく、2着1回、3着1回のみ。
馬齢では4~6歳馬中心で、7歳馬以上も健闘。
2年連続3番人気が3着以内。
【人気・配当】
馬単の万馬券は3回と少なく、1・2着は上位人気馬から中位人気馬での決着が多い。
2桁人気は2・3着が多く、紐荒れの馬券構成。
1着は8番人気以内で、2番人気の1着なく、5番人気の2着、6番人気の3着がない。
3着では11~13番人気に注意。
4年連続で1番人気が敗退。
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