2023-072 函館記念

サマー2000シリーズ農林水産省賞典函館記念(GⅢ) 全 5 戦で実施されるサマー2000 シリーズの第 2 戦。 本競走は、昭和 40 年に 2,400mのハンデキャップ競走として創設された重賞競走。43 年 に 2,000mとなり、平成 6 年から別定重量戦、9 年より再びハンデキャップ戦で実施されて いる。 函館(はこだて)は、北海道南西部、渡島半島の南東端にある市。名は、アイヌ語の「ウス・ケシ(湾の端)」から宇須岸と呼ばれていた地に、蝦夷地へ逃れてきた津軽の豪族が館 を建て、これが遠方から見ると箱の形に見えたことに由来する。イカに代表される漁業が盛ん。西洋建築群をはじめとする豊かな景観を呈し、観光地としても人気がある。


【コース】函館芝2000m

 スタート地点は正面スタンド前直線の右端。4コーナーのポケット。坂の頂上からのスタートで、直線半ばまで下り坂を走ることになる。1コーナーまでの距離は約475m。1コーナー手前から2コーナーにかけては緩い下り坂になっている。2コーナーの地点が函館競馬場の最低地点になっており、向正面直線は緩やかな上り坂。3~4コーナーはスパイラルカーブ。途中に坂の頂上(最高地点)があり、最後の直線半ばにかけて緩やかな下り坂。その後、ゴールまでは平坦になっている。函館競馬場は一般的に平坦コースと思われがちだが、このように実は起伏がある。芝コース全体の高低差は3.5m。仮柵によるコース設定はA、B、Cの3パターンで、最後の直線距離はAコース、Bコースが262.1m、Cコースが264.5mとなっている。


【馬番枠番・性別馬齢】

1・8枠の連対少なく、中枠有利。

1着の馬番は1桁が多く、10番以降の1着馬番は3回しかない。

牝馬の好走実績少なく、2着が2回、3着が1回のみ。 

馬齢では4~6歳馬中心で、6歳は近年好走実績多い。

3年連続1桁馬番同士の決着。


【人気・配当】

馬単の万馬券は10回と多く、2着では中位人気馬が来ていない。

下位人気・2桁人気は2・3着が多く、紐荒れの馬券構成。

1着はほぼ7番人気以内で、3~6番人気の2着なく、1・6番人気の3着がない。

2・3着では7~10番人気に注意。

2年連続1・4番人気が3着以内。



JRA 重賞データ分析

JRA重賞レースの2004年からの過去データ一覧です。 皆さんの馬券購入に役立てくださいね。

0コメント

  • 1000 / 1000